私が看護学校で生活していたのは10年前の話であり、初めて看護学校に入学したのは高校生の頃でした。
ただ高校の時の看護学校は完全な看護学科のみだったわけではないので、普通の高校と変わらない学校生活だったのを覚えています。
授業に関しても一部はほかの学科と同じようなものでしたし、体育などは普通学科の生徒合同で受けていました。
なので特に看護学科ならではの雰囲気と言うものは最初の頃は感じなかったですし、看護学科ならではの授業も普通の授業の一環のように感じながら受けていました。
短期大学で正式な看護学校に入った時も同じような感じだったと思います。
でも一番看護学校だなと思ったのは実習を受けている時で、学校内に特別な設備があったのが印象的でした。
そこで授業を受けている時は看護学生なのだなという自覚がありましたし、実習で色々な事を勉強しているときは友達とはしゃぎながら楽しんではいましたけど、しっかり覚えないといけないと真剣に取り組んでいました。
それでもまだ授業で学校内の施設を使った実習はまだ普通の学校生活の一部だと思っていたのですが、一番大きく印象に残っているのは高校の時も大学の時も病院に出向いての実習が大きかったかなと思っています。
それまでの雰囲気と全然違っていましたし、今までイメージしていた看護師をしている人たちに対しても優しいと言うよりはとにかく怖いというイメージが強くなっていたのが印象的でした。
提出するものに関しても厳しく駄目出しされていましたし、ミーティングする時も「何でまだ学生なのにそこまで言われないといけないんだろう」とショックを受けることも多かったです。
おかげで普段の看護学校生活での日常が凄く大切なものだと感じることはできたのですが、何度か看護学校を辞めたいなと思う事もありました。
それでも終わりがあると分かっていたので何とか乗り切れたのですが、もう二度と実習は受けたくないなと感じています。