私はかれこれ10年ほど看護師として医療機関や介護施設で仕事をさせてもらっています。
主な仕事内容としては医療機関でも介護施設でも変わらず、入院や入所している患者さんや高齢者さんの健康管理を中心として医師の診察や往診の介助・薬などの管理・必要に応じて採血や点滴などの医療行為をするというものになっています。
またどちらの施設でも看護の仕事だけではなく排泄介助や清潔介助などの介護に関連することもしているので、特に介護施設では介護士に混じって色々な仕事をしていると言うのが実際です。
給料に関しては医療機関では24万円前後でしたが介護施設の場合は18万円前後とかなり下がっていますし、ボーナスに関してもやっぱり医療機関の方がしっかりもらえていたと言う印象はあります。
ですが私の場合は特に給料は生活できる程度にもらえればいいと考えているので、やりがいには繋がっていませんしあまり気にしていないです。
そんな私が看護師をしていてやりがいを感じていることとしては、やっぱりお世話をしている人たちが元気でいてくれていると言うところであり、その元気さがたまに憎らしいと感じる事もありますが、自分たちが適切な看護・介護ができているからこそ元気なのだと思えるとやりがいを感じますし看護師をやっていて良かったことだとも思っています。
ありがとう、と口にされなくても笑顔でいてもらえたらそれでいいかなと思う事もあります。
ほかにも看護師をやっていて良かったことと言えば、相手の健康を気遣えるようになったと言うところです。
家族や友人、同僚からも健康相談を受けることが多いですし、自分が知らないことも調べることで実用的な知識として身につけることが出来るというのはやっぱり看護師ならではじゃないかなと思っています。
その反面辞めたいなと思ったことも多くて、特に医療機関では女性が多い職場がほとんどなので女性ならではの人間関係が辛くて辞めてしまった事も少なくなかったです。
看護師という資格のプレッシャーも最初の頃は重かったですし、看護師だからこそ辞めたいと思ったことは多かったです。