看護師になるには
看護師になるには国家資格である「看護師資格」を取得する必要があります。
看護師資格を取得するには、「看護大学」「看護短大」「看護専門学校」などの「看護学校」に進学して看護師の国家試験に合格して、はじめて看護師資格取得となり、看護師として就職することができます。
看護師という職業は現在に至るまで大変大きな需要がありそのため看護学校もたくさん存在しています。
看護師になるためには、「看護専門学校」かまたは「看護短大」「看護大学」を受験しなければなりません。
現場で働く看護師の約4割が看護専門学校出身であり、「いち早く看護師として現場で働きたい!!」という方には看護専門学校の受験がお勧めです。
しかし、看護大学では研究を行って知識を深めることができますし、保健師や助産師、養護教諭などの資格を取ることもできますので、そのような働き方を視野に入れる方は看護大学が理想的と言えるでしょう。
看護専門学校の受験対策
看護専門学校の受験科目は主に、数学Ⅰか数学ⅠA、英語、国語(現代文)というところが多いです。
これに生物が加わる学校もあります。
数学については偏差値の低い私立は数学Ⅰで良いことが多く、公立では数学ⅠAが一般的です。
勉強にブランクのある方はなるべく科目の少ない学校を選択するのも受験合格の秘訣といえます。
また、社会人入試というものもあるので社会人の方はこの受験も視野に入れることができます。
看護学校入試では、主にどの教科も教科書レベルの基本的なことが問われますので教科書か、基本レベルの問題集を準備しその1冊を完璧にしましょう。
さらに、看護学校によって入試問題の出題傾向がありますので、志望校を絞り込み過去問対策を行ってください。
英語については、過去問や基礎問題集をやる中で、知らない単語が出てきたら、単語ノートを作り覚えていきましょう。
看護学校にかかるお金
生活費や、学費、教材費などがかかりますので、お金は入学前に準備しておくほうがよいでしょう。
看護学校に入学すると多くの実習があります。
アルバイトは禁止ではない看護学校もありますが、学年が上がると実習のためアルバイトはできなくなるのが実情ですのであまりあてにはできません。
看護学校のよっては、毎月の生活費を貸与できる制度や看護学校独自の奨学金制度があり、卒業後に一定期間指定されている勤務先で働けば、返済義務のないものもありますので、学校のホームページをよく調べ、学校を選択するとよいでしょう。
看護師は現役生だけではなく、社会人の方にも人気の資格です。
そして、子育てしながら社会復帰できるという面では女性にとって大変魅力的な職種ともいえるでしょう。
また、肉体労働も多く、現場に男性がいるととても喜ばれる場面もあります。
男性にも女性にも、自分の良いところを生かせるすばらしい仕事です。
自分に合った看護学校を探し、楽しく充実した看護学校生活を送ってください。