看護師を目指す人には色々な経歴を持つ人がいるのですが、その中で最近増えてきているのが中卒から看護師を目指すと言う人たちです。
特に男性やシングルマザーなどすでに社会人としてある程度の経験を持っている人たちの中には安定した収入を確保できる職業として看護師を目指すと言う人も多いですし、結婚して子供ができても続けることができるというメリットから目指すと言う人も多いようです。
では中卒から看護師資格を取得するためにはどうすればいいのかというと、いくつかの方法があると言われています。
ひとつは准看護師の資格を取得してから看護師の資格を取得すると言う方法で、こちらの場合は准看護師の看護学校に入学してから3年間以上の実務経験を経て看護専門学校に入学して資格を取得すると言うものになっています。
やや時間はかかりますが確実に資格取得のための経験と知識を得ることができるようになっていますし、准看護師を経由しているので基礎知識や起訴の技術をしっかり富につけることが出来るというメリットがあります。
また看護士の国家試験に落ちてしまったとしても准看護師の資格を持っていればそのまま仕事を続けることができるので、働きながら資格取得を目指していると言う人にはおすすめのルートのひとつです。
そしてもうひとつの方法が、准看護師の資格を取らずに直接看護学校に入学して資格を取得すると言うものです。
こちらは中卒の人が資格取得するための最短のルートとして紹介されているのですが、条件として高卒の資格を取得することが挙げられています。
と言うのも看護学校や看護専門学校の場合は高卒の資格を取得していることが受験資格として挙げられていることが多いので、中卒の人の場合は受験資格を満たしていないということがあるのです。
そのためまずは文部科学省が実施する高卒認定試験に合格してから看護学校の受験にも合格しなければならず、前者の方法とはまた違った難しさがあります。ですがこちらは最短で資格取得を目指せるので、早く資格を持って仕事をしたいという人にはおすすめされています。
ちなみに注意点として言われているのがどのような方法を取ったとしても、資格取得のためには国家試験を通過しなければ行けないという点があります。
これに関しては中卒でも条件は変わらないですし学校に入学して卒業すれば資格を取得できるというものではないので、しっかり国家試験に向けての勉強をする必要があります。
