看護師の多くは、病院や老人施設などへ入院、入所している人たちの看護を行っています。
これらの人たちの生活を支えていくために、看護する仲間たちの中でシフトを組んで交替制勤務を行っています。
勤務時間は8時間ずつ勤務を行っていく、3交替制のほか日勤で勤務している人は8時間、夜勤の勤務者は16時間という2交替制もあります。
いずれの勤務においても休憩をする時間はありますが、16時間の勤務を想像すると健康な心身が必要になってくるのが想像できます。
3交替制の場合一人の看護師は1か月に8回ほどの夜勤と、10日から12日の日勤勤務という体制で看護を行っています。
2交替制の場合は夜勤の回数は、1か月に4回になっています。
看護師はこのような勤務形態を作って、日夜看護の作業を行っています。
勤務している間はあまり座る時間もなく、常に患者さんの看護を行うために活動を続けています。
患者さんが移動したり、入浴を介助するために、十分な体力も必要になってきます。
患者さんの様態が急に悪くなってしまうことも多くあり、常に緊張した状態が続くことも多くあります。
患者さんがなくなってしまう場面に立ち会うことも多くありますので、精神的にもつらい思いをすることも少なくはありません。
そういった意味で心と体が健康で、自分の健康管理ができることが非常に大切になってきます。
毎日の日常の生活を自分自身で管理して、規則正しい自立した生活が送っていけるようにすることが大切なことになります。
医師が個人で開業している一般の病院では、日勤が主流の勤務形態になっています。
午前と午後に分かれた診療が多く、中には夕方から診療をしてもらう人が多くなっている病院もありますので、勤務時間も長くなることもあります。
小さな病院では看護師が医療事務を兼ねている病院もあります。小さな病院でも入院用のベッドがある病院では、交代勤務で勤務を行っています。
看護師が活躍している場所は、病院や診療所ばかりではなく訪問看護ステーションや、老人保健施設、身体障害施設など様々な機関があります。
病院や診療所であってもいろいろな診療科があります。
それぞれの機関で勤務時間や勤務形態は違ってきます、その機関が診療を行っている間だけ勤務すればよいところもありますので、看護の職に就きたいという人は、働こうとする機関がどんな勤務形態になっているのか、自分ができる勤務なのかをよく調べることが大切です。
