看護師を目指す人の数が増えています。
今や学生だけでなく、いったん社会に出て企業などに就職した人も、やりがいや専門職としての資格を求めて手に職をつけたいと看護専門学校の門をたたくことが珍しくなくなっています。
看護師の仕事はもちろんやりがいだけで長く続けられるものではありません。
看護師の給料は一般的に高いというイメージですが、果たして本当でしょうか。
統計によると1年目から5年目までの1ヵ月の給料の手取りは21万から30万円ぐらいです。
もちろんこの金額は同じ看護師でも大学病院と赤十字病院、公立病院、クリニックと職場によってかなりの違いがありますが、いずれにしろ社会に出たてとしてはかなり高い水準であるというイメージがあります。
しかし、実は5年目以降からの給料も主任等に昇格しないとさほどの伸びは期待できないようで、20年目を越えると31万から40万円という人が80%近くとなります。
それでも一般企業から考えると手取りでそれだけもらえるなら、かなりいいように思えますが、この数字には月に8回ほどの夜勤が含まれています。
また、看護師の仕事は患者の命を預かる責任重大な仕事でもありますし、夜勤も含めてほとんど立ちっぱなしで患者の世話をするという体力勝負の仕事です。
その分やりがいはありますが、大変な重労働であることは看護専門学校に入学する前から覚悟しておいた方がいいでしょう。
しかし、看護師は他の一般企業と比べて年齢制限のようなものがほとんどないので、たとえ子育てなどで一度第一線を退いたとしても、復帰する際にはほかの職種に比べて圧倒的に有利です。
また、働き方も日勤のみのパートや派遣などと自分の都合に合わせて選ぶことができます。
逆に言えばパートや派遣を掛け持ちしてそれなりに夜勤をこなせば、年収800万円以上稼ぐことが可能です。
このように看護師は資格を取るまでは猛勉強しなければならず大変ですが、いったん資格を取ってしまえば年齢に関係なく安定した需要がある専門職と言えるでしょう。
そして給料や年収は新人のうちは難しいかもしれませんが、ある程度自分の働き方によって調節できるということです。